ヨーロピアン家具に合わせた、広々としたキッチンレイアウト


中古でご購入のマンションをフルリフォームされたLさま。以前からお使いだった2m幅の大きなヨーロッパ製ダイニングテーブルが入るようにと、キッチンは対面型から壁付けに変更。料理上手な奥さまがさまざまな調理道具をお持ちのため、柱を挟んだL字型のようなレイアウトでキッチンスペースを広めに確保されました。
壁の大部分を占めるキッチン扉は、ニュアンスカラーのグレージュに

扉カラーは、グレーとベージュの混ざった「ファントムグレージュ」です。「LDKの壁の約半分を占める扉の色は、暗すぎず主張しすぎない色を選びました」とご夫婦おふたりで相談して決めたのだそう。家具や床の茶色にもワークトップや取手の黒にも合うニュアンスカラーなので、空間に一体感が生まれます。
キッチン選びのキーポイントはミーレの大容量食洗機。その理由とは?

クリナップのキッチンをお選びになった理由のひとつが、食器洗い乾燥機だったといいます。「ミーレの食洗機は、大きな鍋やフライパンも入りますし、高温洗浄なので手洗いでは落ちにくい汚れまできれいに落ちます。節水できて音も静か、洗浄時間も短いので、外せないポイントでしたね」
※ミーレ(Miele)は、ドイツの家電ブランドです。現在クリナップでは、ミーレ製食器洗い乾燥機を7機種ラインナップしています。
ガスとIHのいいとこどり! 料理も掃除もしやすい「Dual Chef」

Dual Chef(デュアルシェフ)は、ガスコンロ1口とIHクッキングヒーター2口がついたクリナップの最新加熱機器。「主人とわたしが中国出身ということもあり、中国、韓国、日本などさまざまな国の料理をつくるので、料理に合わせてガスとIHを使い分けられてとっても便利! 操作も簡単ですし、効率よく調理ができます。グリルレスで収納スペースが増えるのもいいですよね」とお料理好きの奥さまも大絶賛です。
クラフツマンシンクは、スタイリッシュな見た目で清掃性も抜群!

クラフツマンシンクについて、奥さまに使い勝手を伺ってみると……
「継ぎ目がなく掃除がしやすいのが魅力だと思います。排水口がシンクの隅にあり作業スペースを確保しやすいのも、使い勝手のよさにつながっています。スポンジや洗剤を置くクリンラックは底が取り外せて洗いやすいですし、細かい部分まで清潔に保てるのもありがたいですね」

クラフツマンシンク以外のシンクに取り付けられているクリンラックも、底を外して掃除ができます。
●写真左:クラフツマンシンクのクリンラック
●写真右:クリンラックのお手入れイメージ(この写真のクリンラックは、他のシンク(流レールシンク)対応の形状です)
クリナップオンラインショッピングでクリンラックを見る>>
プランニング時からじっくり検討。使いやすい収納のポイント

●左上:コンロ下の引出し(1段目)。クッキングペーパーや調味料など火まわりでよく使うものを収納。
●左下:コンロ下の引出し(2段目)。大きなフライパンや高さのある調味料は、事前にサイズを測って引出し寸法を決められたのだそう。
●右上:カトラリーや小さめの食器の収納スペース。ご主人も取り出しやすいようにと、ダイニングテーブルから手の届きやすい場所にまとめられています。
●右下:吊戸棚には、主に使用頻度の低いものを収納。こちらは、蒸篭などの調理道具用のスペース。
調理道具、キッチンまわりの掃除用具、食器類すべてが収納できるように、収納部は入念に考えたというLさま。大きな中華鍋のサイズを測った上で引出し幅を変更したり、食器用の引出しは出し入れしやすいように4段にするなど、随所に工夫が見られます。ワークトップの高さによって下段の引出しの高さが変わることから、キッチンの高さも考慮されました。

-
- お客様名
- Lさま(千葉県)
-
- 商品名
- CENTRO
-
- キッチンサイズ
- 間口281cm/奥行き65cm/高さ90cm
-
- 工事期間
- 約1ヶ月半
-
- 採用機器
- 洗エールレンジフード、ハイブリッドコンロ Dual Chef、ミーレ(食器洗い乾燥機)
-
- 家族構成
- ご主人、奥さま
-
- レイアウト
- 壁付けI型
-
- 扉
- ファントムグレージュ
-
- 取手
- バー取手(ブラック)
-
- ワークトップ
- セラミック(シリウス)
-
- シンク
- クラフツマンシンク
キッチンを検討している方々へアドバイス
「どの部分に関しても下調べは大切ですが、収納においては特に重要だと感じました。手持ちの調理道具などの大きさを測ったり、どこになにを収納するかを大まかに想定していたので、無駄なく使い勝手のいい収納を実現できました。担当の嶋村さんには、仕様を変更するごとに引出し内部の寸法を出していただいたりと細やかに対応してもらえたので、とても助かりました。
プランニングが大変だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、わたしたち夫婦は調べたり考えたりすることも楽しみながらできたので、大変だと思うことはありませんでした。もちろん、細かいところまで考えるのは時間がかかりましたが、完成したときのことを想像すればきっと楽しみのほうが勝ると思います!」
リフォームフォトギャラリー
Lさま(千葉県)