【埼玉エリア担当】
住宅収納スペシャリスト
「リフォームにはお客さまそれぞれの夢がありますから、お客さまのご希望をどれだけ叶えられるかを一番に考えています。今回は特に奥さまのこんな風にしたいというイメージに合わせて、照明を選んだり、その照明の明るさを計算したりと、見た目と使い勝手の両面を意識し、実際に使うときのことを考えてコーディネートしていきました。日々、お客さまに寄り添うご案内やご提案を心がけています」
Tさまご夫婦は、今後の暮らしやすさを考えて数年前から断捨離を始められたそうで、体力があるうちに整理し、きれいで快適なキッチンを長く使っていきたいとリフォームを決意。食器などをふたり分の量に整理し、活用の機会が減っていた吊戸棚をなくすことで、スッキリとリフォームされました。
「吊戸棚がなくなると頭上の圧迫感がなくなって明るくなりました。以前は収納スペースがたくさんあって助かっていたのですが、いまはふたりだけの生活でしまう量もそんなにないので。ワークトップ下の引出しにたっぷり収納できて、取り出しやすく使い勝手もいいです」
吊戸棚があった部分にはクリン壁パネルを貼り、手元を明るく照らすステンドグラスの照明を取りつけました。こちらは奥さまのお気に入りのポイント。
「トンボの形をしたステンドグラスの照明がおもしろくて、明かりをつけると目が赤く光るんです。もともと気に入っていたイタリアンタイルは残して、吊戸棚があったところには、その色みに合わせてパネルを貼り替えました。喫茶店みたいな雰囲気にできたらと思っていたのですが、遊びに来た孫が『お城みたい』と言ってくれましたね」と奥さま。見た目やデザインが好みであることも、キッチンに立つモチベーションアップにつながりますね。
レイアウトは以前と変わらずL型をキープされました。リフォームを機にレイアウトを変えることはお考えにならなかったのでしょうか。この質問にはご主人も答えてくれました。
「やっぱりL型は広くて、作業が楽なんです。冷蔵庫から出して、洗って、調理して、という動線が流れるから使いやすいですね。私がコーヒーを淹れる担当なんですが、作業しやすいです。豆を買ってきて、挽くところからやっています。豆の種類、挽き方や淹れ方でも味が全然変わってくるので、楽しみのひとつになっています」とご主人。
「実は主人は仕事人間で電子レンジも使ったことがなかったんですよ。それがいまでは食器洗いもしてくれます。洗ってくれたお皿を私が拭いてしまう。キッチンを替えた頃からこの流れが自然にできてきました。男性も使いやすいキッチンになるといいですよね」
L型をキープされた理由は、コーナーキャビネットにもあります。ガスコンロのすぐ側にあり、引き出すと一番手前に大皿が載っていました。
「コンロで調理しているときに、すぐに取り出せて丁度いいんです。ワゴン両脇のトレイの下には少し空いたスペースがあるのですが、そこには普段は使わない大きいお鍋がちょうど置けて重宝しています」
奥さまはよく使うものを手前に、出番が少ないものを奥に、無駄なく収納されていました。まだまだ余裕があるそうですが、ものを増やさないように心がけているそうです。
Tさまがショールームで説明を受けて惹かれたというのが「洗エールレンジフード」。
「レンジフードは高いところにあるので、年に一回の大掃除は本当に大変でした。ところが『洗エールレンジフード』は、お湯を入れて、待つだけ。あとは汚れたお湯を捨てて周りを軽く拭けばおしまいです。格段に楽になりました。以前は20年以上使っていたので、どうしても汚れがひどくて、全部取り外して油汚れを落とすのに苦労しました。
ガスコンロとレンジフードが連動しているのも便利ですね。いちいちスイッチを押さなくても火をつけると動きますし、加熱温度に合わせて換気風量が強くなったり弱くなったりするので、本当に優れものです」
ガスコンロは「DELICIA(デリシア)」を採用され、グリルプレートをフル活用されているという奥さま。
「コンロでお肉などを焼いている間に、グリルで付け合わせの野菜を焼いたりしています。オリーブオイルとマジックソルトをかけて焼くだけなんですけど、フライパンで焼くのとは焼き上がりや味が違っておいしいですよ。パンもグリルを余熱で温めておくとすぐに両面がこんがり焼けます」
キッチンをリフォームされる前年に、バスルームを「アクリアバス」にリフォームされたTさま。何といっても「床夏シャワーがいい」とおふたりとも声を揃えておっしゃいます。「足元に湯気が当たってとても気持ちいい」と奥さま。ご主人も「保温がいいよね。冬場は特にヒートショックには気を遣いますから」と。
浴室と脱衣所の間の壁を取り払い、一枚の開き戸から3枚引戸に替えたのも正解だったとご主人。そのおかげで脱衣所も浴室も広々と明るくなったと喜んでおられました。
「できるだけショールームに足を運んだ方がよいと思います。実物を見ないでお任せしてしまったので、でき上がってみると『思っていたのと違う』と後悔したという友人がいます。私たちは、3年前に洗面台、2年前にバスルーム、昨年キッチンをリフォームしたのですが、どれも3回ずつショールームに足を運びました。いまはどのような商品があるのか、機能や使い方など実際に見て説明を聞かないと全然わかりませんから。
担当者との巡り合わせも良かったと感謝しています。機能や使い方はもちろん、お手入れの方法まで、ショールームでしっかりと説明してくれました。現状を頭に浮かべながら話してくれたので心強かったです」
|
|
|
|
![]() |
![]() |
クリナップ株式会社
上玉利 彰
【埼玉エリア担当】
住宅収納スペシャリスト
「リフォームにはお客さまそれぞれの夢がありますから、お客さまのご希望をどれだけ叶えられるかを一番に考えています。今回は特に奥さまのこんな風にしたいというイメージに合わせて、照明を選んだり、その照明の明るさを計算したりと、見た目と使い勝手の両面を意識し、実際に使うときのことを考えてコーディネートしていきました。日々、お客さまに寄り添うご案内やご提案を心がけています」
Tさま(埼玉県)