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素敵なキッチンインテリアは料理をもっと美味しくする。テイストごとに実例で解説! point
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素敵なキッチンインテリアは料理をもっと美味しくする。テイストごとに実例で解説!

キッチンを理想のインテリアにしたいと思っても、その方法がわからないと悩んでいませんか?コーディネートのコツを押さえることで夢に描いたキッチンが実現し、毎日の料理が楽しくなります。

今回はテイスト別に実例をご紹介しながら、理想のキッチン作りのポイントを解説します!

目次

キッチンコーディネートでよくある失敗

おしゃれなキッチンを目指して実際にコーディネートしてみると、期待していたのとは違うキッチンの内装になるのはよくあることです。

具体的なインテリアのコツを見る前に、まずはコーディネートする際に起こってしまうことの多い失敗例をチェックしてみましょう。

①思っていたのとは違うインテリアになる

おしゃれな台所設備を選んでも、想像とは違うキッチンインテリアになることがあります。原因の1つは、完成形を明確にイメージできていないことです。例えば、モダンインテリアにはさまざまな種類がありますが、なんとなくのイメージで決めると、理想と異なるテイストになってしまい、失敗することがあります。

②見た目重視で使いにくいキッチンになる

内装デザインだけを考えてコーディネートすると、キッチンの設備や収納方法が自分に合っておらず、使いづらいキッチンとなってしまいます。おしゃれなキッチンは家事を楽しくしますが、キッチンは本来作業のための空間です。見た目だけで選んで作業しにくいのは本末転倒と言えるでしょう。

③所有アイテムの量と収納の容量が合わない

キッチンをおしゃれにコーディネートしても、アイテム数と収納の容量が合わないとキッチンが乱れていきます。ものが多いのに収納が少ない場合は収納スペースに困りますが、逆にものが少ないのに収納が多いと収納スペースを持て余し、使いづらいキッチンとなってしまうこともあります。

キッチンインテリアをおしゃれにコーディネートするコツ

それでは、理想のキッチンを手に入れるためにはどうすればよいのでしょうか。ここからは、キッチンインテリアをおしゃれにコーディネートするコツをご紹介しますので、新築やリフォームでキッチンを導入される方や模様替えを考えている方は参考にしてみてくださいね。

コツ①:キッチンインテリアのテーマを決める

まず、キッチンインテリアのテーマを決めましょう。雑誌やSNSをチェックして、ナチュラルや北欧、モダンやアメリカンなど1つのテーマに絞ります。ミックスも可能ですが、最初は1つに決めたほうがコーディネートしやすいでしょう。

隣接するリビングダイニングとの相性も考える

キッチンインテリアのテーマを考える際は、隣接するリビングダイニングとの相性を考えることも大切です。特にキッチンとリビングやダイニングが繋がっている場合、内装のテイストが違いすぎるとちぐはぐに見えることがあるので注意しましょう。

実例を見て理想のキッチンをイメージしよう

最初から自分のインテリアの好みがわかっている方は多くありません。いろいろな実例を見るうちに、少しずつ自分好みの内装や雰囲気がわかってきます。カタログやSNSの画像、ショールームでの展示などを参考にして、理想のキッチンのイメージを固めましょう。

好みのテイストで使われているアイテムもチェック!

理想のキッチンインテリアのテイストが決まったら、そのキッチン空間にはどんなアイテムが使われているのかをよく観察します。色や素材選びの参考にもなりますし、照明の種類、飾られている小物など、プラスαのアイテムがポイントになっている場合もあります。

例えば、ミッドセンチュリーモダンインテリアの場合は、薄い木の色より濃い木の色が使われていたり、家具や小物はシンプルなデザインやレトロな色が使われたりしますよ。

コツ②:キッチンのテーマカラーを決める

理想のキッチンインテリアのイメージが決まったら、次にテーマカラーを決めます。テーマカラーとはその空間の主役になる色で、パッと見て「グリーン系のキッチン」や「ブラック系のキッチン」とわかる色です。同じテイストでも色によって印象が変わるため慎重に選びましょう。

扉カラーがキッチンのテーマカラーになる

キッチン空間で色や素材を選ぶ主な場所は、キッチンの扉、ワークトップ、背面収納、壁、床、天井の6つでしょう。空間の大部分の面積を占めるのは床や壁ですが、主役となるのはキッチンの扉の色です。

扉カラーを選ぶときには、参考にしたい部屋の画像とカタログの画像を比較して色を選びます。特に大柄なものは、ショールームで大きめのサンプルやキッチン展示を見ると、実際のイメージをつかみやすいでしょう。クリナップで人気の扉カラーは以下のリンクを参考にしてくださいね。

キッチン扉は素材にもこだわって選ぶ

  • 鏡面仕上げの木目柄(左)

    鏡面仕上げの木目柄(左)

  • 突板仕上げの木目柄(右)

    突板仕上げの木目柄(右)

同じような色であっても、素材の種類が違うと全く異なる印象を与えます。

例えば、上記の写真はどちらも木目ですが、左はアクリルシート真空成形の鏡面仕上げのためスタイリッシュな印象です。一方、右は天然木の突板で仕上げておりナチュラルで温かみがあります。

キッチンの壁や床との相性も考える

キッチンの扉カラーのことだけを考えてしまうと、床や壁と合わず、理想のイメージと異なる空間が出来上がってしまうことがあります。キッチン空間で大部分の面積を占めるのは床や壁ともいえますので、キッチンの扉カラーとの相性を考えながら選びましょう。

完成形のイメージを持つためには、カラーシミュレーションがおすすめです。扉カラーはもちろんお部屋のインテリアテイストや床の色を変更しながら、完成形のイメージを固めることができます。新築や床や壁のリフォームを同時に行う場合は、サンプルをショールームにお持ちいただくことで、実際の扉サンプルと合わせて相性を確認することもできます。

コツ③:キッチンの間取りやレイアウトを決める

理想のインテリアや色が決まったら、間取りやレイアウトを考えましょう。間取りには、キッチンと他の部屋が分かれた独立型や、ダイニングと繋がっている対面型などがあります。レイアウトには、コンロやシンクが横並びのI型や2列に分かれたⅡ型などがあります。

キッチンの間取りやレイアウトの種類

キッチンの間取りやレイアウトに関する詳細は、以下のリンクでわかりやすく説明しています。間取りやレイアウトはインテリアに影響するだけでなく、キッチンの使い勝手も左右します。是非参考にしてくださいね。

手元を隠すキッチンもおすすめ

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手元を隠すキッチンもおすすめ

オープンなキッチンにしたいけど作業中の手元は隠したい場合は、程よい高さのカウンターがあるキッチンがおすすめです。クリナップのデュアルトップ対面なら、オープンでありながらカウンターがちょうどいい目隠しになります。

デュアルトップ対面キッチンについて詳しく知る

コツ④:物量に合わせた収納方法を考える

レイアウトを考える際は収納方法も検討します。家族の人数が多くてものも多い場合は、大型収納をキッチンの背面壁に設置したり、天井付近に吊り戸棚を設置したりするとよいでしょう。物量に合った収納にすると、スッキリと片付いたキッチンになりますよ。

おしゃれな背面収納は「魅せる収納」になる

見せる収納とは、扉のないラックに道具や小物を見せて飾る収納のことです。

一方、扉付きの背面収納は「隠す収納」にあたりますが、デザイン性の高い扉を選んでオープンなキッチンに合わせることもおしゃれです。背面収納自体が「魅せる収納」となり、インテリアの一部になりますよ。

キッチンニッチの活用もおすすめ

戸棚や引き出しなど、しまい込むタイプの収納は容量が大きいですが、欲しいものをすぐ取り出せないという欠点があります。そこで、選択肢に入れたいのがニッチです。ニッチとは、住宅の壁面にくぼみを作り、飾り棚などとして使うスペースのことです。

ニッチをワークトップ付近に設置すると、使用頻度が高いものをすぐに取り出せます。ニッチについて詳しく知りたい方は、下記のリンクをチェックしてみてください!

ゴミ箱の置き場も忘れずに考える

キッチンのプランニングで意外と見落としてしまうのが、ゴミ箱の置き場についてです。キッチンでは必ず使うものですが、内装のレイアウトに集中しすぎてゴミ箱のことを忘れがちといえます。ゴミ箱はキッチンのレイアウトにも影響するため、あらかじめ考えておきましょう。

コツ⑤:植物や小物をディスプレイする

理想のキッチン空間ができたら、仕上げとして植物や小物をディスプレイしましょう。キッチンは作業のための空間ですが、観葉植物やオブジェなどを装飾すると、素敵なキッチンに仕上がります。ひと工夫を加え、長居したくなる心地よいスペースにしましょう。

照明にもこだわってみよう

キッチンでは作業を妨げないために、天井に埋め込むダウンライトがよく使われています。しかし、あえてデザイン性の高い照明にするのもおすすめです。

レールに取り付けるスポットライトや、壁に取り付けるブラケットライトなどを取り入れると、おしゃれなアクセントが生まれますよ。

テイスト別に見るキッチンインテリアの実例

それでは、キッチンインテリアの実例をテイスト別にご紹介していきます。各インテリアの特徴やコーディネートのコツもお伝えするので、キッチンプランの参考にしてくださいね。

テイスト①:ナチュラルインテリア

ナチュラルインテリアは、木製アイテムや植物など自然素材でコーディネートする温かみのあるテイストです。シンプルなデザインを使い、色は白が基本となります。しかし、ミニマルなインテリアではないので、差し色や小物などを程よく取り入れましょう。

カウンターのあるナチュラルインテリアのキッチン

こちらは、木目調のキッチンに白いカウンターを合わせた実例です。

カウンタースツールは木製でキッチンやダイニングの各所に観葉植物が置かれ、自然を感じる穏やかなコーディネートですね。白いレンジフードや黒の照明がアクセントになっており、色の使い方も参考になります。

テイスト②:モダンインテリア

モダンインテリアは、直線的なデザインと金属やプラスチックなどの現代的な素材を使ったテイストです。

モダンにはさまざまなテイストがあり、アイテムの使い方次第で和モダンやクラシックモダンにもなります。どのテイストもシンプルなことが基本です。

手塗り扉が目を引く和モダンインテリアのキッチン

こちらは、手塗りの黄唐茶の京友禅柄をキッチン扉にした和モダンインテリアの台所です。

目を引く色ですが、決して派手すぎず、高級感と落ち着きのある佇まいになっています。質感のよいセイロやまな板を上品に飾っており、1つ1つにこだわりを感じられるコーディネートです。

テイスト③:北欧インテリア

北欧インテリアの特徴は、シンプルで実用的なデザインや自然素材の家具、自然がモチーフの柄です。

北欧では、長い冬の間も室内でも楽しく過ごすために、鮮やかな色柄のファブリックや小物を取り入れます。シンプルなだけでなく、遊び心を意識してみましょう。

実用性とデザイン性を兼ね備えた北欧インテリアのキッチン

北欧インテリアでご紹介した1つ目の写真から、視点を変えて撮影されたのがこちらの写真です。

正面から見るとシンプルですが、キッチン側にはシンク周りにニッチ収納があります。キッチン扉は水色で、リビングのカラフルなアートやクッションと合わせて見ると北欧らしさが出ていますね。実用的でおしゃれなキッチンです。

テイスト④:ホテルライクインテリア

ホテルライクインテリアは、ホテルの一室ような高級感のあるテイストです。上質な素材とシンプルなデザインを使用することによって、生活感を抑えることができます。

白やグレー、ブラウンなど落ち着いた色を選び、収納を工夫して見える場所にものを極力置かないのがポイントです。

高級感のあるホテルライクインテリアのキッチン

こちらは、シャンパンカラーのキッチン扉を使ったホテルライクインテリアの実例です。

波目調の模様を施したステンレス扉は、光沢がありシックで高級感が醸し出されます。ホテルライクインテリアはデザインがシンプルだからこそ、質感やディティールにこだわることが大切です。

テイスト⑤:アメリカンインテリア

アメリカンインテリアは、さまざまなテイストを含むインテリアです。

アメリカでは多様な人種の人々が一緒に暮らしており、地域によって異なるテイストのインテリアが生まれています。日本で人気のテイストには、ブルックリンインテリアやカントリー調などがあります。

かっこいいブルックリンインテリアのキッチン

マンハッタンに隣接するブルックリンは、倉庫や工場を改修した住宅が多いおしゃれなエリアです。

したがって、このテイストではレンガや古材、金属などを使ってかっこいいヴィンテージ風に仕上げます。キッチンに取り入れるとカフェのような雰囲気になりますよ。

素朴で温かみのあるカントリー調インテリア

カントリー調インテリアは、西部開拓時代の素朴さや、田舎ならではの温かみを感じさせるテイストです。

木目調など自然を感じさせる柄を取り入れ、手作り感のある収納棚を設置してお気に入りの食器を飾ってみましょう。DIYを楽しめるのもこのテイストの魅力です。

理想のキッチンインテリアで料理を楽しくしよう!

コーディネートの実例を見ることは、理想のキッチンインテリアに仕上げる近道となります。

クリナップのショールームには、背面収納と合わせたキッチンの展示やキッチン扉の実物があります。ぜひ本物を見て比較し、楽しく料理できる理想のキッチンを実現してくださいね!

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