ステンレスシステムキッチン『CENTRO（セントロ）』は、キューブ型に象徴されるシャープな造形美と、熟練の技術を兼ね備えた、クリナップ最高峰のキッチンです。
カタログだけでは伝えきれない魅力を実感していただくため、2019年3月8日、午前・午後の2回に分けて、クリナップ・キッチンタウン・東京（新宿ショールーム）にて「デザイナーが語る、究極のキッチン『CENTRO』セミナー」を開催！ 各回10名の方々にご参加いただきました。今回は、その模様をお届けいたします。
目次
デザイナーから語られる企画・開発の裏話
セミナーは、『CENTRO」の開発にデザインリーダーとして携わった、クリナップのデザイン部門の山田真悟と、ご自宅で『CENTRO』をお使いいただいているユーザー様からのお話、の二部構成で行われました。
まずは山田より、最近の海外のキッチントレンドや、2014年・2016年にクリナップがコンセプトモデルを出展した国際家具見本市「ミラノサローネ」について触れた後、『CENTRO』の企画背景や開発秘話などを、当時のエピソードを交えてご紹介。
スライドを使ってCENTROのこだわりを詳しくお伝え
「キッチンを暮らしの真ん中に。」というコンセプトのもと、キッチンで行う食材洗いや下ごしらえ、調理、モノの出し入れ、盛り付け、片付けなどの一連の流れを、可能な限り効率的に行えるように考えられた「センターポジション設計」、なめらかなスライドを実現した高品質レール「レグラボックス」などをはじめ、美しさやシンプルなデザインに隠された細部へのこだわりが次々に語られました。
なかでも、開発者たちの「思いっきり料理をしてもらいたい！」という想いがこめられた「クラフツマンデッキシンク」は、製造の全工程のうち85％が熟練の職人による手加工であることが伝えられると、参加者の方々たちからは驚いた様子が伺えました。
『CENTRO』を学んだあとは、実物を体験
スライドを見ながら、ものづくりへのこだわりや特長を理解していただいた後は、ショールームに展示されている実物を見て回りました。
館内で実物をチェック！
スムーズなレールの動きや、ステンレスやセラミックの素材感から上質さを実感していただいたり、IHとガスコンロが1台になったハイブリットコンロ「Dual Chef」や、ステンレスデザインフード「Ballena（バジェーナ）」のデザイン性と使い勝手をチェックしていただきました。
気になることはどしどし質問を受付！
また、実際にキッチンを前にして気になったポイントや疑問などは、その場でデザイナーがお答えするというスタイルで質問コーナーを設け、デザイナーと参加者の方々の交流の場にもなりました。
ユーザーの方からのリアルな声
今回のセミナーでは、メーカー側からキッチンの魅力をお伝えするだけでなく、ユーザーの方のリアルな声をお届けすべく、新築のご自宅にて『CENTRO』を使用中のお客さまをお招きし、参加者の方々に『CENTRO』のご採用に至った検討経緯や、その使い勝手を伝えていただきました。
CENTROユーザーの石松さま
カタログを見てひと目惚れだったそうですが、「小指でも引き出しが開けられるくらいのレール」「ホームパーティのときでも洗いものを隠せちゃうクラフツマンデッキシンク」など、使用感についてお話されると、参加者の方々からは「お手入れ面ではどうですか？」「選ばれたキッチンの高さはいかがですか？」など、質問が飛び交いました。
キッチンを中心に考えたという家づくりのお話は、まさに『CENTRO』のコンセプトとも繋がり、これからリフォームや新築をご検討される方々のヒントになったようです。
作り手と使い手、そして参加された方々の交流の場に
今回のような、デザイナーが登壇し、さらにユーザーの方をお招きして、一般の方向けの講座を実施することは、クリナップとしても初めての試み。WEBサイトや紙面だけでは語りつくせない開発のこだわりや、実際の使用感についての生の声に、参加者の皆さまからは、「夢が現実に一歩近づいた気がします」「デザイナーさんやユーザーさんのお話はすばらしいもので、これからリフォームを考えている私にはとても参考になりました」との感想をいただきました。
デザイナーとユーザーさま、そして参加された方々の交流の場となり、にぎやかな２時間となりました。
今後も、クリナップでは、理想のキッチン空間づくりのお手伝いができるような商品開発に努めてまいります。各ショールームでイベントやキャンペーンなども随時行っておりますので、ぜひご来場ください。
