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キッチン前カウンター活用のポイントや注意点!検討前に押さえよう knowledge
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キッチン前カウンター活用のポイントや注意点!検討前に押さえよう

憧れのキッチン前カウンターは素敵な実例をたくさん見かけると羨ましくなってしまいますよね。しかし、憧れだけで付けてしまうのは少し危険です。そこで今回は、キッチン前カウンターの活用法や注意点をご紹介していきます。後悔しないよう、検討している方は是非参考にしてみてください!

目次

キッチン前カウンターとは?

キッチン前カウンターとは、対面キッチンの前面(リビングダイニング側)に増設するカウンターのことです。キッチンのワークトップより高く、または低く付けることが一般的で、ワークトップとキッチン前カウンターには段差があるような見た目になります。

キッチン前カウンターは後付けもできますが、キッチン自体を新しくする機会がある場合は、一緒に付けてしまうこともおすすめです。後から増設すると、キッチンの形状によって付けられるカウンターのタイプが異なるため、自分好みのキッチンにならない可能性があります。

食事をしたり、勉強をしたりと、キッチン前カウンターはさまざまなライフスタイルに合わせた使い方が可能です。

キッチン前カウンターを作るべき?理想の暮らしを考えよう

キッチン前にカウンターを増設する場合は、カフェのようなウッド調も素敵ですし、シックなバーカウンターにも憧れますよね。しかし、対面カウンターは造り付けなので、一度付けたら簡単に外せない点が悩ましいところです。

また、カウンター本体と椅子を引くスペース、人が通るスペースを確保しておかなければなりません。事前にレイアウトを考えていないと「思ったより狭くなってしまった」という事態も起こるでしょう。

どんなカウンターが良いのか、また本当に必要なのかという点はライフスタイルによって異なります。せっかくカウンターを増設しても、使わないことが多かったら勿体無いですよね。後悔しないように、キッチン前カウンターをどう活用していくか考えてから増設の計画をしましょう。  

キッチン前カウンターはどのように使える?

キッチン前カウンターは、どのようなシーンで活用できるのでしょうか。ここでは、ライフスタイルによって異なるおすすめの使い方をご紹介します。後半ではサイズ別の特徴や注意点をまとめていますので、具体的に検討する際の参考にしてくださいね。

①ダイニングスペースとして活用

キッチン前の対面カウンターは、なんといっても配膳のしやすさがメリットです。実例写真のようにキッチンからテーブルが離れている場合は、配膳のために何度も往復しなければなりません。ですが、キッチン前に造り付けされているカウンターであれば、調理したものをそのままカウンターに置くことができます。

しかし、キッチン前カウンターはダイニングテーブルほどの面積はないので、たくさんお皿を並べるディナーや、大皿料理を取り分ける食事スタイルには不向きです。朝食やワンプレートランチなどに最適な広さといえるでしょう。

②ワークスペースや、お子様が勉強する場所として活用

在宅ワークの普及に伴う問題として、自宅に仕事をするスペースがない点があげられます。以前はテレワークの概念すら特殊だったため、仕方なくダイニングテーブルをワークスペースとして使用している方も多いでしょう。しかし、食事のたびにPCを片付けるのは手間ですし、ワークグッズを置くスペースにも困ってしまいますよね。

そこで、キッチン前カウンターがあると専用のワークスペースとして活用できるのでおすすめです。カウンターの近くにコンセントも増設することで、作業のしやすい環境が整いますよ。

キッチン前カウンターは、キッチンの端から端まで造作するのが基本です。カウンターの長さはキッチンサイズによって異なりますが、大体2m50cmほどになることが多いです。これだけの長さがあると、2人並んで座っても問題ありません。

また、カウンターは子どもの宿題スペースにもおすすめです。一緒に座ることで、自分の仕事をしながら子どもの勉強を見てあげることもできますね。キッチンに立って作業をしているときも、子どもとコミュニケーションが取れて安心です。

在宅ワークにオススメデスクキャビネット

クリナップのキッチンシリーズ「STEDIA」には、キッチン前カウンターにデスクキャビネットを組み込めるプランがあります。デスクキャビネットは使うときだけデスクになる折りたたみ式です。コンセントも付いているので、パソコンで作業をしたいときにもおすすめですよ。

デスクを使わないときは収納できるため、コンパクトに暮らしたい人や、すっきりとしたリビング空間を維持したい方におすすめです。

③飾り棚として活用

食事や勉強以外にもキッチン前カウンターは活用できます。「フラットなキッチンには憧れるけど、手元が丸見えになるのは抵抗がある……」という方も多いでしょう。そのようなときは、対面カウンターを付けて飾り棚にするのはいかがでしょうか。

少し立ち上がりをつけてカウンターを設置すると、開放感は損なわずに心理的なハードルを下げることができます。さらに、グリーンやお気に入りの小物飾ることによって、ダイニングとの間に緩やかな区切りもできますよ。

飾り棚としてのキッチン前カウンターには、デザイン性にこだわった家電を置くこともおすすめです。おしゃれなエスプレッソマシーンを置くとインテリアにもなりますし、ダイニングですぐにコーヒーが飲めるのでとっても便利です。

キッチン前カウンターのおすすめな高さと幅

キッチン前に対面カウンターを造る場合、気になるのが高さや幅ですよね。高さによって合わせる椅子が変わってきますし、幅の計画を間違えると想定していた使い方ができなくなってしまいます。以下にカウンターサイズ別の使い方をまとめたので、参考にしてみてください!

キッチン前カウンター サイズ別の特徴【高さ】

高さ 特徴・注意点
70cm
・一般的なダイニングテーブルやデスクと同じ高さ
・ダイニング用の椅子をカウンターでも使える
・子どもの学習にはこの高さがおすすめ
90cm
・ワークトップの平均高さ85cmより少しだけ立ち上がりがあるタイプ。
・開放感がありながらワークトップを多少隠せる
・飾り棚や軽食コーナー、ワークスペースにおすすめ
・ハイチェアや昇降式のスツールが合う
110cm
・手元がしっかり隠せる高さ ・軽食スペース、バーカウンターにおすすめ
・立ち仕事をする「スタンディングデスク」と同じくらいの高さ
・ハイチェアや昇降式のスツールが合う
120cm
・少々圧迫感が出てくるので、空間をしっかり区切りたい方向け

キッチン前カウンター サイズ別の特徴【幅】

特徴・注意点
20cm
・小さめのお皿やコップなどが置ける
・大きなお皿は置けない
・飾り棚向き
30cm
・ある程度の大きいお皿が置ける
・お茶をするスペースとしても活用可能
35cm
・軽食をすることができるほどのスペース
・コンパクトなノートパソコンやタブレットが置ける
40cm
・1人が食事をする際に必要とされる大きさ
・リビング空間が少し狭くなるので注意
45cm
・しっかり仕事や学習ができる
・造作で付けるにはやや大きく、支えるための脚が出てくることがある

キッチン前カウンターのイメージを固めるために、ショールームに行ってみよう

キッチン前カウンターのイメージは湧いてきましたか?新築やリフォームで対面カウンターを計画するときは、想像だけでなく実際のキッチンでシミュレーションをしてみることが大切です。クリナップのショールームでは、さまざまなタイプのキッチンを展示していますよ。

キッチン前カウンターや今回紹介したSTEDIAのデスクキャビネットについても相談できるので、是非ショールームに足を運んでイメージを掴んでみてください!

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