使いやすいキッチンを実現。 リフォーム前に収納物を見直そう!
キッチン収納物の見直しはリフォーム前がオススメ。なぜなら、新しいキッチンが来る前に、長年使っていない食器や調理器具などを処分しておいたほうが、段取りよくリフォームが進められるからです。
「でも、なかなか捨てられなくて……」というのは、よく聞くお悩みのひとつ。そんな方は、まずルールを決めて、キッチンにあるものを仕分けすることから始めてみてはいかがでしょう。この記事では、キッチンをすっきりとさせる、仕分けのコツについてご紹介します。
収納物をすべて出して並べる
まず、キッチンに何が、どれだけ収納されているのか、現状を知るところからスタートです。鍋類、お皿などの大物から、スプーン、フォーク、お箸などの小物まで、リビングなどのスペースに、一覧できるよう種類別に並べていきましょう。
使うモノと使わないモノに仕分ける
「もったいないから」「また使うことがあるかもしれないから」と、モノをなかなか捨てられないという方は多いものです。そんな方は「なにがなんでも捨てなければならない」と考えるのではなく、持っているモノを「使うモノ」と「使わないモノ」に”仕分ける”と考えて整理すると、片付けがスムーズに進みます。
この時、「使う」と「使わない」の判断が難しいと感じるかもしれませんね。例えば、「この1年間で使ったかどうか」というルールを決めて考えてみましょう。そのうえで、「残す」「キープ」「手離す」の3つに仕分けていきます。
1年のうち1度以上使ったモノは「残す」
これからも使用する可能性の高い大切なモノなので、当然残します。種類ごとに分けて、使用頻度別に整理しておきます。
1年で1度も使わなかったモノは理由を「思い出す」
なぜ1年間使わなかったのかを思い出してみてください。その理由が、「持っていることを忘れていた」のなら、まだ使う可能性はあるので、「キープ」しておきましょう。
逆に、「もう使うことはないな」と判断したモノは「手離す」。別に集めておき、リサイクルショップやアプリで売るなり、人にあげるなり、処分の方法を考えましょう。
特別な行事の時だけに使うモノもキープ
今後も使う可能性がありそうなら、このままキープしておいてもいいでしょう。
てばキープするモノに関しては、「キープ期間」を決めて、それでも出番がなかったモノに関しては「手離す」ことにしましょう。
時間がない場合は、収納場所ごとに仕分ける
収納物の仕分け作業は、収納しているモノをいったんすべて出してから仕分けることが一番のおすすめ。持っているモノの数や量がわかるので、そのあとの収納もしやすくなります。
とはいえ、忙しくて一気に行うのが難しい場合は、「今日はシンク下」「今日は吊戸棚」というように収納場所ごとに区切って整理を進めてみましょう。
使用頻度別に収納する
最後は、残したモノを収納しなおす作業。「使っているモノ」の中から、使用頻度別に場所を決めて収納します。
キッチン本体で使う頻度の高いモノは上の段、使用頻度の低いモノは下の段にしまいます。引き出しの中でも、使用頻度の高いものは手前に、使用頻度の低いものは奥にしまうというルールをつくると、より使いやすいキッチンになりますよ。
まとめ
捨てられないモノ、忘れてしまってるモノが多すぎることが、キッチンが片付かない原因の一つかもしれません。キッチンリフォームは、眠っている収納品を片付ける絶好のチャンスです。ぜひこの記事を参考に、収納物の仕分けにチャレンジしてみてください。