いつかキッチンを選ぶ日に。
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プロが伝授!レンジフードやシンクなど、水まわりの簡単お掃除テクニック ideas
6min
プロが伝授!レンジフードやシンクなど、水まわりの簡単お掃除テクニック

毎日の家事に大忙しの主婦の方をはじめ、仕事を両立しながら奮闘するワーママにとって、年末の大掃除は一苦労。「まとめてやるから大変なんだ」と頭ではわかっていても、「日頃から取り組めるお掃除の方法もよくわからない」と悩める女性は多いのでは?
今回は、数多くのお掃除セミナーを開催しているお掃除のプロでもある、クリナップテクノサービス株式会社の田村さんにお話をうかがいました。「ココさえ押さえておけば大丈夫!」といったポイントや、日頃のお掃除をラクに取り組める術を教えていただきました。

目次

お掃除グッズは「共通」で使えるものが便利!

お掃除する場所によって使用グッズが変わると、それだけで大変な気がしてしまうもの。毎日の簡単なお掃除には、基本的に「使い古しの歯ブラシ」「スポンジ」「マイクロファイバークロス」があれば、どこにでも活用できます。しっかりとお掃除したいときは、キッチンペーパーや重曹、クエン酸(お酢)などがあると便利です。お酢を使用する際は、砂糖・添加物の入っていないタイプを選びましょう。

毎日の家事の終わりに「拭く」だけ!

年末の大掃除がとても面倒くさくなってしまう原因は、一日の汚れを放っておいてしまい、それが一週間になって1ヶ月になって……その積み重ねでちょっとやそっとでは落とせない頑固な汚れになってしまうからです。汚れが溜まれば溜まるほど、年末の掃除が非常に大変になってしまうのは明白です。

「夕飯が終わった後などに、ササッと拭くだけでOK!」
一日の汚れは「拭くだけ」で、いとも簡単に落ちてしまうもの。特にレンジフードやコンロまわりの油汚れは「すごく大変……」と思いがちですが、たった1日だけの汚れなら、本当に簡単に落とせてしまうんですよ。放置することでホコリやタバコを吸う方ならヤニが混じって粘着質で頑固な汚れになってしまうため、一日ごとの拭き作業を習慣づけさえすれば、頭を抱えてしまいたくなるような悩みともサヨナラできるのです。

キッチンまわりの「お掃除ポイント」はココ!

お料理後の「コンロまわり」

使った後にサッと拭き上げるだけ。たったこれだけで日頃の”キレイ”が保てます

料理を作り終えた後は、水拭きでコンロまわりの煮こぼれをササっと拭き上げるだけ。毎日拭くだけでヌメリなども防ぐことができます。基本は「すべて拭く」のがポイントです。

月イチでやってほしいお手入れ

使用後すぐは余熱が残っている状態なので、取り扱いには十分注意しましょう

月イチでお掃除してほしいのは「五徳まわり」。バーナーキャップと呼ばれる部品にはギザギザとした隙間があるため、煮こぼれなどで汚れが詰まってしまいがち。汚れが詰まっていると、コンロの火がまばらになったり不完全燃焼になったりと大変危険ですので、月イチのペースで確認し、もし汚れが詰まっていれば竹串などで汚れを落としましょう。

お料理後の「レンジフード」

外側に装着しているアルミ素材の板が整流板です。傷がつきやすいので丁寧に扱いましょう

毎日のお料理後には整流板に付着したホコリや油汚れを拭き上げましょう。毎日の作業としてはこれだけでOKです。落ちにくい頑固な汚れの蓄積を防ぐことができますよ。

月イチでやってほしいお手入れ

月イチ程度のペースで、整流板とフィルターを取り外して歯ブラシと中性洗剤を使って洗いましょう。水を含ませたキッチンペーパーに中性洗剤をかけ、フィルターにペタっと貼ります。

表と裏の両面に貼って30~40分ほど置くと汚れが浮き上がってくるので、キッチンペーパーを外してから使い古しの歯ブラシで磨いていきましょう。歯ブラシは編み目に対して横方向にブラッシングするイメージ。表・裏面どちらも行うのがポイントです。

フィルターをキレイにすることで吸い込みがよくなり、油ハネもきちんと吸い込むようになるので、結果的にキッチンまわりをキレイに保つことができますよ。

洗い物後の「シンク」

拭き上げには、水気をしっかりと吸収してくれるマイクロファイバークロスがおすすめです

食器を洗った後には、水跡になりやすいカルキ汚れの原因となるシンク内の水滴をキレイに拭き上げましょう。水道水にはミネラルなどが含まれており、水が蒸発したものがカルキ汚れとなって残ります。それを防ぐには、水滴を拭き取るのが効果的。マイクロファイバーという素材を使用したクロスは吸水性がいいのが特徴で、拭き跡が付きにくくキレイに拭き上げることができます。生活量販店や100均などでも購入できますので、ぜひ手に入れてほしいですね。

水栓(蛇口)まわりや水切りカゴを外したときのつなぎ目などには、カルキ汚れが付きやすいので要注意です。流れとしてはまず乾拭きを行い、それでも残ってしまう汚れについてはメラミンスポンジでお手入れすると落ちやすくなります。

落としきれない頑固なカルキ汚れには、クエン酸やお酢を用いたお手入れがおすすめです。まずはキッチンペーバーを1cmほどの幅に折りたたんで、そこにクエン酸を含ませてから蛇口まわりに巻いて浸します。そのまま半日ほど時間を置きましょう。

カルキ汚れを柔らかくするのが、ここで使用するクエン酸やお酢の役目。半日置いてからキッチンペーパーを外し、使い古しの歯ブラシなどで磨くとキレイになります。カルキは石のように固まってしまうため、まずは柔らかくすることが大事。使わないクレジットカードの角を使って削ぎ落とすのもいいアイデアです。

月イチでやってほしいお手入れ

シンクのキャップを締めてから、お湯を2/3ほど溜め、

食器洗い用の中性洗剤を一回し程度入れて泡を立てます。

水が溜まったらキャップを空けます。シンク内のお湯が排水口に流れることで、ニオイの原因となる汚れやヌメリなどを水圧と洗剤の力で一気に流すことができます。月イチくらいのペースで行うのがおすすめですが、ニオイが気になるタイミングで行うとより効果的です。

シンク内に残った泡をキレイに洗い流しながら、スポンジなどで一緒にお掃除してもいいですね。 そして最後に、しっかりと乾拭きをして完了です。

排水口の中には常に水が溜まっている状態ですが、夏場などに室温が上がることで水が蒸発し、それが原因で不快なニオイとなってしまいます。それを防ぐためにも毎日使うことが大切です。

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